避難訓練

10月は酪農会館全体での、避難訓練を行いました。

酪農会館のテナントには、保育園が入っています。

今回は、保育園の園児避難誘導のお手伝いをしました。

 

火事だーーーと叫びながら、保育園に向かい、先生方の指示で 数名の園児の手を引き、

避難をしようとすると 「くつが!!!くつ!!!」と声を上げる子が・・・

見てみると、靴をちゃんと履けていない様子。 大人であれば、そのままで大丈夫でも、子どもはその感覚が気持ち悪くて そうはいきません。 靴に付いている、マジックテープを外し、はき直させようとしても 靴がぴったりしていて上手くはき直せない・・・ やっとの思いで靴を履かせて、屋外の階段を降り外の駐車場まで避難しました。

” これが、本当の火事なら、数分、数秒が命取りになる ”

避難経路や手順を覚えることはとても重要だと改めて感じました。

 

 

避難訓練後、消火器の放水訓練へ

「さて問題です。消火器の噴射時間はどのぐらいでしょう?」

 

Aさん:2分?

Bさん:5分?

Cさん:1分???

 

「正解は 10秒から18秒ぐらいです!」

私は、1分ぐらいかと思っていました。

消火も消火器を持って火の近く5mぐらいまで寄ってから噴射しないと 意味がないことも、

消防の方から話を聞かないと分かりませんでした。

使い方だけを知っていても、実際に動いてみないと感じられないこともありますね。

 

その後、AED講習です。

「さて問題です。AEDはどんな目的のために使用するでしょうか?」

 

Aさん:心肺蘇生

Bさん:心室細動の状態を戻すため・・・

 

「 はい、Bさん、正解です。 」

心室細動の状態を消防の方から聞き、初めて理解しました。

 

しかし、AEDが限られた施設などしか置いていないようで 心肺蘇生法を行う事が有効である。

ということをおっしゃっていました。

私は、十年ぶりぐらいのAED講習で全然上手くできませんでした。

 

もし、実際にAEDが必要な状態に遭遇したら、動揺してしまいますよね。

だからこそ、実際に体験しておく訓練の大切さを実感しました。

 

山の木々も紅葉して色づき、乾燥する季節になってきました。

みなさんも、お家に消火器がある場合は玄関に置く。

火災報知器の点検をする。など 出来るところから、見直してみてはいかがでしょうか。